米国では大統領選挙、日本では衆議院選挙が進行中である。 衆議院選挙公示日前夜には各党の党首が揃ってニュース番組に出演し、政治姿勢や政策方針などについて意見を述べるという番組が放送された。 党首間で論争をする形ではないが、米国の大統領候補のカマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ前大統領の間で交わされる感情的な非難の応酬に比べて冷静に意見を述べる姿勢が印象に残った。 米国の2大政党の対立の場合、各党の支持者の大多数は支持政党の立場を擁護するため、双方の間で建設的な議論を行うことが非常に難しい。 現在日本では自民党の「裏金問題」が選挙の争点となっており、多くの自民党支持者からも批判されている。
日本はなぜ米国のような社会分断に陥らないのか
社会の分断・米中対立を煽るエコチェンバー効果と日本人の精神的支柱
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