店頭でのコメ不足に解消の兆しが見えてきた9月6日、坂本哲志・農林水産大臣は会見で「すでに大手の卸売業者からは昨年の同時期以上の供給が行われている」と言及。そのうえで一部地域では依然として品不足が解消されていない事実を認め、集荷業者や卸売業者に対し、一層の対応を行うよう要請したことを明らかにしました。 この間、農水省が一貫して強調していたのは、「コメの民間流通が基本」という姿勢です。8月26日には大阪府の吉村洋文知事が「政府備蓄米」の放出を要請しましたが、坂本農相は「民間流通が基本となっているコメの需給や価格に影響を与える恐れがある。かなりのことがない限りは慎重に考えなければいけない」(8月27
「令和のコメ騒動」で備蓄米が放出されなかったワケ、100万トン維持に年500億円…安全保障のため石油やレアメタルも
【やさしく解説】令和のコメ騒動とは
2024.9.18(水)
フロントラインプレス
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