8月中旬頃、スーパーの店頭から米が消え始めた。9月に入り、新米が入荷する時期になっても、米の品薄状態は続いている。2024年の稲の生育状況に大きな問題はなく、間もなく本格的に新米が流通する見通しだが、値上がりは避けられないようだ。9月5日、JA全中の山野徹会長は定例会見で、新米の値上がり見込みについて、コメの生産に必要な肥料や燃料などの高騰が続いていることで生産コスト高になっている現状に理解を求めた。 消費者にとっては物価上昇が続く中で、主食の品薄、値上がりは大きな打撃である。そんな状況で「もち麦」が再び注目されている。 糖質制限ダイエット・ブームに火が付いたのは2010年代。今でも糖質は太る