仙台育英高校の須江航監督は、同校を2022年に東北勢初の甲子園優勝に導いた名監督として知られる。2019年から2023年まで常にベスト8以上まで勝ち上がらせていることからも、今一番勢いに乗っている監督と言っても過言ではないだろう。 須江監督が実践するのは、「データ」と「感性」を活かした指導。まずは秋から翌年夏にかけて「注力する練習」や「体作り」など、細かな年間計画を策定する。段階を追ってやるべきことを決めることで、振り返った時に「良かった点」「悪かった点」がよく分かり、次につなげていけるという。 より詳細なデータ活用にも積極的に乗り出している。 それらのデータは選手にも公表し、練習メニューにも
甲子園常連監督の指導法、「脱・熱血スパルタ」でどうやって強豪校をつくりあげたのか
【ブックレビュー】『甲子園強豪校の監督術』にみる指導法
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