昨今、企業はどこも慢性的な人手不足と言われるが、どの企業も誰でもいいから採用したいとは考えていない。新卒・中途採用ともに厳格な選考が実施されている。 昭和期は終身雇用の意識が強かったが、平成期以降は転職・離職も珍しくなくなった。特に入社から3年以内に離職する新卒者も目立つようになり、せっかく育てた人材が流出する事態に企業は頭を悩ませている。 そこで、新入社員にじっくりと向き合うことで離職率を下げようとする企業がある。島根県や鳥取県に営業所を構える山陰パナソニック(本社・島根県出雲市)だ。 同社が「青春18きっぷ(以下、18きっぷ)」を使った新入社員研修を初めて実施したのは、2022年12月のこ
山陰パナソニックが実施する「青春18きっぷ」を使った新入社員研修、若者の旅行離れが進む中で企業が求める能力とは
【鉄道最前線】
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