守って勝った大将なし――。岡山を拠点に鉄道やバス、フェリーなどの公共交通を担う両備グループの小嶋光信代表が、年頭の辞で打ち出した姿勢だ。運輸交通業界はいま、ドライバー不足に伴うヒト・モノの流れの停滞「2024年問題」への対応が待ったなしの状況にある。そんな中、両備グループが展開しているのが、乗務社員200人を募る大規模採用プロジェクトだ。「宇宙一本気(マジ)」と銘打った、攻めの姿勢しかないこのプロジェクト。大きく出た理由は何か。2024年問題にどんな危機感を抱いているのか。そして、人口減が進む中での地方公共交通の将来をどう描いているのか。プロジェクトを推進する両備グループ・トランスポーテーショ
大阪万博への“日帰りバス遠足”はムリ?2024年問題が及ぼす近場観光への影響
ドライバーの労働時間に制限、日帰りなら「チョット見るだけ」か「大幅コスト増」に
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