2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公で、今年7月に一万円札の新しい顔にもなる渋沢栄一。渋沢は生涯で約500社の企業を興した来歴から、これまで“資本主義の父”と認識されてきた。『青天を衝け』の放送が始まると、多方面の研究者たちが渋沢に関する論考を発表したが、これまで語られてきた資本主義の父という渋沢像を大きく変える内容が多かった。 例えば、2021年3月から埼玉県立歴史と民俗の博物館で開かれたNHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」では、これまで渋沢とは無縁と思われていた美術史からの考察もなされている。 そもそも『青天を衝け』では、渋沢を資本主義の父というイメージ
新一万円札の顔、渋沢栄一がとてつもない“鉄道人”だった「意外な足跡」
45以上の鉄道会社立ち上げに関与、並々ならぬ執念で鉄道建設を推進した理由
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