ブックコーディネーターの内沼晋太郎(43)は今、本屋を開きたいという人向けに、自身の本屋経営の経験やノウハウを惜しみなく伝えるために本を執筆し、講座を開き、X(旧Twitter、アカウントは@numabooks)で相談に乗っている。著書『これからの本屋読本』(NHK出版)では、取次を取材して詳細な仕入れルートまで伝え、Xでは、「#内沼晋太郎質問箱」というハッシュタグで毎日のように本屋経営や本に関する質問を受け付けて答えている。 ある日は「事業計画書の現実味を確かめたい」という質問に、近隣の店舗を調査することや参考図書まで約1500字もの丁寧な回答を寄せている。その献身ぶりには驚く。 そこには「
独立系書店が潰れない仕掛けとは?「掛け算」「ダウンサイジング」の生存戦略
連載「だれが本を生かすのか」第4回 内沼晋太郎の奮闘【後編】
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