武田信玄は、甲斐国に土着した清和源氏の一門で甲斐源氏の嫡流にあたる甲斐武田家第19代当主である。 甲斐の国名は、周囲を山に囲まれた、いわゆる山峡(やまかい)の峡(かい)に由来する。 信玄は、生涯における戦(いくさ)の戦績は72戦中49勝3敗20分。戦国時代最強の武将であった。 戦では兵士の数や陣地の場所などが重要視される。しかし、実は肝腎なのは心理戦といわれている。『孫子の兵法』の序文に「兵は詭道なり」とある。戦いで重要なのは有利な心理戦と、先を見通す洞察力だという。 少ない兵を多く見せたり、多くの兵を少なく見せたりして、敵が予期せぬ時期や予想しない方向から攻め入る。 敵陣が整っていれば攻撃に
戦国最強の武田信玄、猛将らしからぬ恋愛事情とは
男同士の愛のもつれに狼狽える「甲斐の虎」
ここからは、JBpress Premium 限定です。
カンタン登録!続けて記事をお読みください。詳細はこちら