雑誌『経済界』は毎年、1年に1度、その年に活躍した経営者・経済人等を対象に、「経済界大賞」を発表、1月に表彰式を行っている。 今年1月、東京・内幸町の帝国ホテル「孔雀の間」の壇上で大賞を受賞したのは、先日凶弾に倒れた安倍晋三元首相だった。安倍氏の受賞が決まったのは、2020年9月に安倍氏が首相を退任して間もなくのこと。本来、昨年に表彰式を行うはずだったが、コロナ禍のため1年延期されていた。 経営者ではない安倍氏が選ばれたのは、7年9カ月続いた第二次安倍政権時代の功績を評価してのこと。安倍氏が就任する直前の2012年、日本経済は瀕死の状態だった。2008年のリーマンショックの傷も癒えないうちに起
自民一強で気になる「政府と財界の距離」、蜜月関係を築いたのは安倍氏だった
瀕死の日本経済下で安倍氏が断行した「6重苦解消」と新経連肩入れの“脅し”
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