AVに関して言えば、出演被害については一定の枠組みをはめて救う方に向かいました。ですが、中身は野放しですよね。 外国のアダルト動画は、エロチックなものはほとんど制限なく認めていますが、暴力は厳しく禁じています。ノンバイオレンスが前提です。一方で日本の場合は、性器を見せちゃいけないということに一生懸命で今もぼかしていますけど、暴力については野放しでしょ。そういったものが大手を振っているわけで、非常に暴力的なセックスイメージを氾濫させています。──『おうち性教育』のあとがきでも、現在の子どもたちを取り巻く環境は危うくなっていると指摘されています。 いじめの問題も、人を死にまで追い込むようなものは、