鴻海が凍結していた、米国ウィスコンシン州に予定していた新工場の建設が動き出す。鴻海・郭台銘会長が、トランプ大統領から電話で建設継続を促されたためだ。これまで予定通りに進まない鴻海の投資計画には冷ややかな目も向けられていたが、筆者はその見方には同意しない。この程度の進展の遅れは、そもそも鴻海にとって「想定内」だったのではないか。
総額3兆円、鴻海・米中同時接近戦略のリスクと勝機
稀代の実業家・郭台銘はなぜ莫大なリスクを冒せるのか
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