茨城高専の世界最高度分析装置でイワシの生態解明へ 「弱」をつけられた魚の値打ち(後篇) 2018.7.20(金) 漆原 次郎 フォロー フォロー中 生物学 農林水産業 食品・外食 食 芸術文化 シェア128 Tweet この写真の記事へ戻る 大群をなして泳ぐマイワシ。回遊経路の全容はまだ把握されていない。 マイワシの耳石。日々、炭酸カルシウムが分泌されることにより、中心から外縁にかけて成長輪が加わりながら大きくなっていく。成魚の耳石の直径は2mmほど。(写真提供:石村豊穂氏) 石村豊穂(いしむら・とよほ)氏(手前2人目)。国立高等専門学校機構・茨城工業高等専門学校准教授。博士(理学)。北海道大学大学院理学研究科博士課程修了後、産業技術総合研究所地質情報研究部門派遣研究員/特別研究員、北海道大学創成研究機構・JAPEX地球エネルギーフロンティア研究部門博士研究員などを経て、2012年より現職。専攻は安定同位体地球化学・微古生物学。高専の研究室で、専攻科2年の青野智哉さん(手前1人目)、日本学術振興会特別研究員の西田梢さん(同3人目)、専攻科1年の平尾萌さんと。 (左上)耳石をドリルで削って粉末状にする装置「Geomill326」。石村氏の共同研究者が開発した。青野さんをはじめ学生らが削って粉末に。(右上)粉末の入った試験管。(右下)石村氏の開発した安定同位体分析装置「MICAL3」。 拡大画像表示