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「宇宙利用をもっと当たり前に」アクセルスペースの挑戦(後編)
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アクセルスペースが2014年に打ち上げた「ほどよし1号」(分解能6.7m)の観測画像。今年末に初号機3機を打ち上げ予定の「AxelGlobe」計画では50機の衛星が分解能2.5mの目で毎日世界中を観測する。宇宙から毎日定点観測することで、変化を見逃さず、未来予測をも可能にする。(提供:アクセルスペース)
アクセルスペース代表取締役 中村友哉さん。1979年、三重県生まれ。東京大学博士課程修了までに3機の超小型衛星の開発に携わる。2008年にアクセルスペースを設立。日本橋の新オフィスにある、クリーンルームの前で。
日本橋にあるアクセルスペース社。三井不動産が同社のために作っただけあり、クリーンルームを備えエレベーターの間口が広く、天井が高い「衛星仕様」。フランス人エンジニアが内装設計デザインにこだわりを発揮、畳の打ち合わせスペースなど和のテイストが随所に見られ、めちゃくちゃかっこいい。
農業の解析例。宇宙から植生状況の変化を把握、刈り入れ時が分かる。(提供:アクセルスペース)
AxelGlobe(アクセルグローブ)計画構想図。50機の衛星が同じ軌道面を飛ぶことで、毎日、世界中の経済活動について均質なデータを得ることが可能。他社にない強みとなる。(提供:アクセルスペース)

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