消えゆく「シビック」の偉業を改めて語ろう
日本車の常識を覆した合理性と先進性
2010.12.10(金)
両角 岳彦
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初代「シビック」2ドア(内側の赤線描写)と、CVCCエンジンを搭載しての米国輸出を考え、後席空間と車体の前後を少し伸ばした4ドアの側面パッケージングレイアウト図面。4人の大人を自然な姿勢で座らせ、それをきっちりと包み込むキャビンと、できるだけ凝縮した走行機能要素を組み合わせて構築する。その論理性がダイレクトに伝わってくる画である。今日では主に衝突対策要件から、この居住空間をこれだけタイトな車体にまとめることは困難。
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