海外のウイルスが日本の梅を襲っている! 梅食文化の発展と危機(後篇) 2016.5.20(金) 漆原 次郎 フォロー フォロー中 シェア101 Tweet この写真の記事へ戻る 日本の梅に迫っている危機とは……。 西尾健(にしおたけし)氏。法政大学植物医科学センター長。横浜植物防疫所病菌課長、環境庁土壌農薬課長、農林水産技術会議事務局研究総務官、農林水産政策研究所長などを歴任。2006年より法政大学へ。専門は植物医科学、フードセイフティ論、農業・環境政策論など。2014年4月、生命科学部応用植物科学科教授。同年6月に開設された法政大学植物医科学センターのセンター長にも就任。同センターは、外部からの病害虫診断依頼への対応や、植物病の診断、治療、予防に関する研修機会の提供なども行なう。 PPVに感染した梅の症状。(上)葉にはリング状の輪紋症状が、(中)花にはブレーキングとよばれる花弁の濃淡が、(下)果実には斑模様の変色が見られる。画像提供:西尾氏(葉と花の写真)、農林水産省横浜植物防疫所(果実の写真)。