日本の都市圏や高速道路PAの一部への設置が進められている急速充電器による電力注入の状況。人間、クルマと比較してもケーブルの太さ、コネクターを含めてごつい造りであることが見て取れると思う。この時は交通関係の専門家との「充電体験」だったが、現時点の機器設備とデザインに関する評価は「実用には不適切」だった。電池残量が少ない状態からだと充電開始直後には400ボルト・300アンペア以上の大電流を一気に流し込む。これを繰り返すと、電池にとっては相当に厳しい。日本メーカーの現行EVは、このCHAdeMO協議会仕様、200V単相対応(そこに100V電源をつなぐためのアダプターも)という複数の充電コネクターを車体各所に別々に備えている。(撮影:筆者)
(画像5/5)