日産のブースが電気自動車中心になるのは、今の同社の傾倒ぶりからすればある意味当然なのだが・・・。2カ月前のCEATEC Japanに出展した「LAEF to Home」も大きなスペースを占めて置かれていたが、建造物としての説得力は希薄な一方、電力消費を大幅に改善したこの仮想住宅で、リーフの電力貯蔵量をフルに使って2日間の供給が可能、ということは100キロメートル前後走るのに消費する電力量がいかに大きいか、その電力コストはじつはけして安価ではない、ということを意味する。CEATEC以来、そこに言及したメディアはあっただろうか? (写真提供:日本自動車工業会)