放送作家の鈴木おさむさんが著書の中で、自らの存在が“ソフト老害”になっていると認識し、引退を決意するきっかけになったと告白したことが話題になりました。 老害というと高齢者を思い浮かべますが、鈴木おさむさんはまだ50代前半のミドル層。にもかかわらず、老害の加害者になり得るという主張に、衝撃を受けた人も少なくなかったのではないでしょうか。 これまでにも、老害はいろいろな場面で問題視されてきました。職場では高齢の上司や社員が、「自分たちはこうだった」などと過去の経験を語って若手にも同じように振る舞うことを押しつけたり、突然「こんなピンチに追い込まれたけどチャンスに変えた」などと、頼んでもいない武勇伝