フランスのエマニュエル・マクロン大統領は2年足らずで、ウラジーミル・プーチン大統領との和平を目指す調停者から、ロシアと同国が欧州大陸に突き付ける数十年来の脅威について欧州で最もタカ派な発言をする人物の一人になった。 そして2月末、ウクライナに地上部隊を派遣する可能性を否定するのを拒むことでタブーを破り、欧州連合(EU)とロシア政府を一様に驚かせた。 他の欧州諸国は急ぎ、マクロン氏の発言を否定した。 だが、これはよくある外交政策上の失言ではなかった。報道陣から繰り返し出た質問に対する意図的な回答だった。 パリでウクライナ支援国会議を主催した後、マクロン氏は「我々はロシアが絶対にこの戦争に勝たない
対ロ強硬派に転じたマクロン仏大統領、ウクライナを助けるために「必要なことはすべて」やる?
2024.3.5(火)
Financial Times
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