彼はタントラ・セックスやコスプレをかじり、ローリング・ストーンズのトリビュート・バンドで演奏した。 中央銀行の建物をかたどったピニャータ(お菓子などを入れたくす玉)をテレビカメラの前で叩き壊し、財政支出をテーマにしたオペラをスーパーヒーローの格好で演じた。「無政府資本主義者」を自称するハビエル・ミレイ氏は、今度はアルゼンチンの国家運営に挑戦する。 11月19日に行われた大統領選挙決選投票では56%の票を獲得し、過去20年間のうち16年間で政権を担った正義党(ペロン党)から立候補した現経済相のセルヒオ・マサ氏(得票率44%)を破った。 ミレイ氏は2021年に下院議員になったばかりで、議員グループ
ハビエル・ミレイ、アルゼンチン初のリバタリアン大統領に
コスプレイヤーから大統領に転身、経済を崖っぷちから救えるか?
2023.11.27(月)
The Economist
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