今、ウクライナ軍のザポリージャ州西部の攻撃(ザポリージャ州西部からアゾフ海までの目標線)は停滞している。 ウクライナ軍はいったん攻撃を止めて、再編成・補給を行って、次の攻撃の準備中であるようだ。 2023年6月7日、ロシア軍によってカホフカダムが破壊され、ドニエプル川の川下では、ヘルソン市が水没するほどの洪水が発生した。 その後水位が下がり、歩兵部隊が潜入用のボートを使って、威力偵察や情報収集、拠点づくりを行った。 ロシア軍の反撃を受け、拠点の規模は縮小したものの、川の三角州や壊れた橋梁下にへばりつくように何とか踏み止まって、確保を続けていた。(図が正しく表示されない場合にはオリジナルサイトで