[ウクライナ中部クリヴィー・リフ発]米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は6月1日、フランスを訪れ、米国製F-16の供与を念頭に「ウクライナが近代化された空軍を必要としていることは誰しも認めるところだ。しかし相当な時間がかかるだろう」と述べた。2024~25年になってもF-16は実際には使えないだろうとの見方が強い。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が出席した広島での主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、ジョー・バイデン米大統領はF-16を含む第4世代戦闘機でウクライナのパイロットを訓練する計画への支援を表明。今年初め「ウクライナがF-16を必要とするとは思わない