米民主党は上院では半数を取ったものの下院を共和党が小差で制したことで、ジョー・バイデン大統領の政権運営は一段と厳しくなる。 元々下院は負けるとされていたからむしろ善戦したというべきだが、負けは負け。来年1月からの米議会は「ねじれ議会」となる。「米議会が『ねじれ議会』になることは中間選挙前から予想されていた。民主党にとっては、上院を制覇したことだけでもよしとすべきだ」(米主要紙の議会担当記者) だがバイデン氏が大統領就任後、新型コロナウイルス感染症対策、インフラ再建など数々の難題をクリアできたのは、予算関連法案の審議では先議権を持つ下院で過半数を堅持してきたからだ。 その要としてバイデン氏を支え
女帝の次は若手黒人リーダー、米民主党が進める世代交代の効果は
「ねじれ議会」でペロシ勇退の影響は、今後2年間の米政治を占う
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