新しい生き方、働き方が提示される中で、かつて美徳とされたものがまったく違った捉えられ方をされ始めている。かつて成長やブレイクスルーには欠かせないと言われていた「根性」や「理不尽」は、その象徴だ。東京五輪に向けて組織委員会などが取り沙汰される際も悪しき「根性論」が見え隠れし、批判されている。そもそも「根性」は必要なものなのか。過去の遺物なのか。何がネガティブで何がポジティブなのか。スポーツジャーナリスト木崎伸也氏が、データや証言から紐解き、新根性論として再定義していく。
「選手はあの名将に詰め寄った」…根性論の誤解が招く悲劇
1964東京五輪で生まれた「根性論」を再定義する(前編)
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