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テクノロジー
2018.03.06

ブロックチェーンが変える新しい食物流通とは
暗号通貨だけではないブロックチェーンの活用事例その2

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食の透明化は食べる側に安心を与える

ブロックチェーンと食といった点で、どのような変化が起こるか、身近な例を挙げて考えてみよう。

道の駅で売られている地産の農作物を見たことがあるだろうか。そこで売られている農作物の多くは地元の農家の名前などが入っており、誰がいつ生産したか分かるようになっている。

こうした情報が一元化され、改ざん不可能になるのが農業のブロックチェーン化で起こる現象だ。生産者と生産時期だけではなくどのような農薬を使ったか、いつ袋詰され、消費者に届くまでにどのような農協・市場・卸・小売を経由したのかも見えるようになる。消費者が生産者を確認できるようになることで、消費者の購入行動が変わる可能性もあるだろう。

もちろん、それぞれのプレイヤーがブロックチェーンに確実に記録していくことが大切であることは言うまでもないが、個々の記録を正確にマメにつけていく仕組みはセンサーを利用してデータを取得するといったようなIoTの分野で解決していけるだろう。

消費者が信頼性を確認できる仕組みが生まれる

生産から小売までの過程が密に記録され、消費者が情報を追えるようになるのは農業だけにもたらされるメリットではない。ブロックチェーンを活用した全ての流通する世界で恩恵を被れる共通のことがらと言えるだろう。

仲買や取次といった仕事はブロックチェーンの導入で少なくなっていくかもしれないが、その分、適切なデータ入力の仕組みを作り運用する人材のニーズは高まってくるはずだ。ブロックチェーンが農業をはじめとした流通のビジネスを刷新する日は近い。

JBPRESS

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