IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

イノベーション
2017.04.22

自転車に替わる新たな移動手段になるか? スマートモビリティの未来
【動画あり】世界初のIoT連携スクーターが国内販売開始

BY

都市部では駐車需要に対する供給不足と、それに起因する違法路上駐車や交通渋滞など、自動車利用に関する課題が山積みとなっている。

そんな課題解決に一役買ってくれる“新たな移動手段”として注目されているのが、EcoReco社のIoT連携スクーター「EcoReco Model R(以下、Model R)」だ。EcoRecoは都市部の環境に配慮した移動手段を提供する、北米カリフォルニア・シリコンバレーの企業。「Model R」は折りたたみ可能で持ち運びにも便利な電動スクーター。メジャーリーグ選手に使われたり、多くの現地メデイアで取り上げられたり、車社会のアメリカ国内で大きな話題となっている。

 

 

そのModel Rが、ついに日本へと上陸する。主な製品仕様は、以下の通り。

製品仕様
・エネルギー回収ブレーキ:O
・ドライブトレイン:後輪駆動
・ユニバーサルマウント(カメラの交換用レンズ規格):O
・最高速度(km):約32km
・1回の充電での走行距離(km):約8〜64km
・バッテリータイプ:リチウムイオン
・ライト:ヘッドライト、テールライト、アンダーライト、ウィンカーライト
・ホイール:8inch、エアータイヤ8(オプションでノーパンクタイヤに変更可)
・サスペンション:アドバンス、フロントショック
・負荷容量:約127kg
・重量:11.7kg(標準装備時)
・サイズ:101.6cm×55.8cm×116.8cm
・折りたたみ時のサイズ:99.0cm×30.4cm×19.0cm

シーンに合わせて選べる複数のモード

屋内利用や屋外でのレース、クルーズコントロール (自動速度制御)など、シーンに合わせてモードが選べる。トップスピードや加速度上昇設定を EcoReco スマートフォンアプリで設定可能。

パワフルに進める、クラシックスロットルモード
登り坂を上がるときにより勢いが出るので便利。最大速度 20mph(時速約 32km)ほどで走る事ができ、しかも全自動のため楽に移動できる。

長く乗れる、キックアシスト・ノーマルモード
自分の足でキックして運動をしたい時など、スクーターの機能をあまり使わずに人力での走行をメインとしたモード。自分の脚力を補助してくれるモードなのでバッテリーの消耗も少なく、走行距離は最大 40 マイル(約 64km) にも達する。

楽に乗れて省電力の、キックアシスト・速度キープモード
キックアシスト・速度キープモードは、次にキックをしたり、バッテリーを使い果たしたり、もしくはブレーキが押されるまで、スピードを維持して走行することが可能。

安全のために搭載された豊富な機能

乗り物において安全性は必要不可欠。Model Rは右左折などのナビゲーションをハンドルバーのウィンカーと後部フェンダーのLEDで自動車 のように通知できる。他にもライトナビゲーション機能やeBCAS(Early Bicycle Collision Avoidance System:自転車衝突防止システム)と呼ばれる安全機能を搭載している。

ライトナビゲーション機能
特許取得済みのライトナビゲーション機能は、事前にスマートフォンに行き先を入力すれば、どこで曲がるべきか、ハンドルのLEDライトを点滅することで、搭乗者に通知してくれる。

eBCAS(自転車衝突防止システム)
Model Rはスマートカー等に搭載されているような先進的な技術であるeBCASと呼ばれる自転車衝突防止システムの機能を標準装備。近づいてきた車や自転車を検出できるため、霧や渋滞など見えづらい場所でも安心して運転できる。

Model R には特許取得済みの「ケアフリー落下通知機能」を搭載。アクシデントの発生時など、スクーターに搭載されたセンサーに動きが数秒検知されない場合、スマートフォンから事前に設定された緊急連絡先にテキストメッセージを送信してくれる。万が一、身動きが取れない状況に陥っても連絡ができるのは、スマートモビリティであるがゆえの機能だ。

車体を折りたたんで持ち運びができ、安全性にも配慮されたModel R。残念ながら2017年4月の時点では、日本国内の公道で走行することはできない。最近ではオランダの自動車メーカーから、空飛ぶ自動車の「PAL-V Liberty」発売が発表されるなど業界の発展は著しく、その動きを追うようにして今後は法の整備も行われてくるだろう。そうなれば、Model Rのようなコンパクトなスマートモビリティは重宝される。未来を先取りしたい人は、Model Rを手にしてみては。

JBPRESS

あわせてお読みください

注目連載

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

あわせてお読みください

IoTニュース

安川情報システム、LTE対応のIoTゲートウェイ製品「MMLink-GWL」販売
Microsoft AzureにおけるIoT関連サービスの概要【第11回】 | IT Leaders
ヤフーのIoTプラットフォーム「myThings Developers」正式版を提供開始
東芝、IoT向けスケールアウト型DBをAWSマーケットプレイスで米国向けに発売
4つのLPWAでIoTの新市場を拓くKDDI――“事業変革型ビジネスモデル”の提案も
MS、「Windows 10 IoT Core」搭載ウォッチを発表--小売りや製造などで活用狙う
IoT/AI時代のテクノロジー4つのインパクト ーIDC 鳥巣氏講演 ソラコム if-up2017レポート1
日本マイクロソフトとユニアデックス、NTTドコモ、IoTパッケージサービスを発表 | IT Leaders
IoT人気記事ランキング|シーメンスインタビュー、ドコモの浮遊球体ドローンディスプレイなど[4/17~4/23]
マイクロソフト、「IoT Central」発表--企業のIoT導入を簡素化
セラク、ノンプログラミングで多分野の環境モニタリングを実現する防塵防水機能付き「IoTマルチセンサーゲートウェイ」を発売
LPWAで新時代に突入するIoTビジネス――LoRa、SIGFOXなど最新ワイヤレスが集結!
人材難と働き方のセキュリティ課題に対応--マカフィーが新方針
月額60円から利用可能、さくらインターネットが提供するIoT基盤の記事が先週の1位
忘れ物を防ぐIoTアクセサリー製品、課題は紛失してしまったあと?【俺たちのIoT】
九州電力、IoTを活用した「九電未来の暮らし体験イベント」開催

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。