日本初のオイルシールメーカーとして約80年の歴史を持ち、自動車用部品を中心に国内外で圧倒的なシェアを誇るNOK株式会社。コア技術を生かした、新たな事業領域の開拓に向けて2017年にNB(ニュービジネス)開発本部を立ち上げた。総勢30名を数える陣容で社内外を巻き込み奔走していく中で、いま新ビジネスの芽が出始めている。その姿を連載で追う。
得意の高分子ゴム技術を武器に新しい領域に挑む
コア技術と自由な発想で可能性あふれる新市場に挑む
BtoBの製造業で存在感を示してきたNOKが、BtoCやインバウンド、そしてヘルスケアへとさまざまな可能性を模索している。その背景にある思いと、したたかな戦略から見えてくるものは。
コア技術から新たな社会価値を
NOKが目指すイノベーション
コア技術を生かし地続きの事業から飛び地へ
NB開発本部は新事業創出に奔走する中で、「多言語おもてなしタグ」にたどり着き、地続きの事業から飛び地への跳躍を果たすことになった。この始まりの一歩は、意外なものだった。
市場激減の危機感をバネに
新たな柱となる事業創出に取り組む
NOKのチャレンジに見る「ニッポン製造業の自己変革」
過去の失敗の分析から導き出した新事業創出のガイドライン。しかし、“これまでのNOK”を脱却できず、暗礁に乗り上げた。その状況を一転させたのは、二つの気付きだった。
![[シリーズ企画] 既存領域から脱却し新天地へ──。飛び地への跳躍](./images/h1.png)