DICに美術品の売却を含めた資本効率の改善を迫り、“創業家寄り”の現経営陣の再任を阻止しようとしたのが、大株主である投資ファンドのオアシス・マネジメントだ。 香港に本社を置くオアシスは、近年台頭しているアクティビストを代表する存在だ。2023年8月にDICが通期最終利益の見通しを大幅に下方修正して株価が下落した後、オアシスが7%近くまで同社の株式を買い進めていたことが判明。直近のデータでは11%超を保有する。 オアシスによる“物言い”のターゲットとなったのが、1990年5月に設立されたDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市)だった。マーク・ロスコ、ジャクソン・ポロック、フランク・ステラなど20世紀
「物言う株主」に会社が勝利も、休館・移転で揺れた川村記念美術館の騒動が残した課題
決着受け東京・六本木に移転へ、美術館の顔「新ロスコ・ルーム」は有名建築家ユニットSANAAが設計
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