石破総理が公邸で、昨年当選したばかりの自民党の当選1回議員15人全員と会食した。 この際、正副官房長官を同席させ、自身のポケットマネーから1人当たり10万円の商品券を配ったとされる。返却されたとはいえ、合計150万円分で、注目に値する。 政治とカネが問題視されて政権がコケる時代に、緊張感がないどころかずいぶん豪気なことである。荷物にならないよう配慮して事前に配ったというから気配りの人でもあるのだろうか。 理路はあとで述べるとして、政治資金規正法に抵触する可能性が高いし、政治家は金銭の授受に細心を払うべきであり、総理本人もその行為の不適切さを認めて謝罪すべきだ。 国会でも野党からたびたび追求を受