肌寒い日はちらほらと残るものの、春の訪れを感じるあたたかな日が増えてきた。皇居三の丸尚蔵館が建つ皇居東御苑も梅や桜など春の花々が次々と開き、訪れる人々の目を楽しませている。 皇居三の丸尚蔵館は、平成元年(1989)に上皇陛下と香淳皇后によって皇室に代々受け継がれた美術品が国に寄贈されたことを機に、その保存と研究、公開を目的に開館した宮内庁三の丸尚蔵館が礎。施設の拡充のため、令和元年(2019)から新館の建設が進められ、令和5年(2023)には「皇居三の丸尚蔵館」と名称も新たに一部が開館した。 皇室ゆかりの美術品を鑑賞できる貴重な場として、国内はもちろん、海外からの観光客にも人気を集めてきたが、
伊藤若冲・国宝《動植綵絵》から“花感”あふれる4幅、百花ひらく麗らかな春を日本美術の名品とともに
皇居三の丸尚蔵館で「百花ひらく―花々をめぐる美―」が開幕
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