トランプ米大統領が3月13日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、欧州連合(EU)加盟国から輸入するワインなどのアルコール飲料に200%の関税を課すと投稿したことが、欧米で大きなニュースになっている。 ワインは、海外の要人を招いての晩餐会などで必ず振る舞われることからもわかるように、欧米の文化に深く根ざした飲み物だ。庶民にとっても非常に身近なお酒と言っていい。もちろん産業としても大きいだけに、税率の引き上げで起こり得る経済的な影響も強く懸念されている。騒ぐのも当然だ。 そうしたなか、トランプ大統領が投稿の最後に付け加えた「(200%の課税は)米国のワインやシャンパンビジネスにとって素晴ら