大手流通業者である「ホームプラス」が企業回生(再生)手続きに入ったことが、韓国で大きな話題になっている。 業界勢力図の激変が引き起こした経営危機が東アジア最大の投資ファンドの創立者の「私財供出」にまで発展し、国会でも追及が始まった。 突然の発表だった。 韓国の大手流通業者で大手スーパーや小規模の食品スーパーなどを経営する「ホームプラス」が2025年3月4日、ソウルの回生裁判所に「企業回生手続き」を申請し、即日これが認められた。 これによって金融債権の償還猶予などが決まった。 韓国メディアによると、3月3日現在で、CP(コマーシャルペーパー)やカード債権を使った短期社債などの残高が5000億ウォ