記者会見の冒頭、鈴木俊宏社長は次のように述べた。 自身を「中小企業のオヤジ」と称してきた修氏のワンマン経営手腕により、インドや東欧への進出、また中国やアメリカからの四輪事業撤退など、スズキは他の日系自動車メーカーとは別の道を歩むことを選択してきた。 そうして構築された事業基盤の上で、鈴木社長が「チームスズキ」と呼ぶ取締役・本部長・部長などの間に横串を刺した集団指導体制で、データに基づく実績の評価と将来予測をしてきた。 現在の中期経営計画は、2021〜25年度を対象としているが、「チームスズキ」としての実効性を高めるため、1年前倒しで新中期経営計画に移行することになった。 次世代技術の詳細につい