トランプ氏とイスラエルのネタニヤフ首相は2月4日、ホワイトハウスで会談し、終了後、共同記者会見に臨みました。ガザ「所有」の提案が公になったのは、その会見でのことです。 提案によると、ガザ住民は近隣の「裕福な国」に移住させます。破壊された建物の取り壊しや、がれきの撤去、不発弾の処理は米国が担い、地中海のリゾート地リビエラ(フランス南部からイタリア北部)のように整備する構想です。トランプ氏は米軍を派兵する可能性にも言及し、米国の「長期的な所有」を打ち出しました。 不動産開発業出身のトランプ氏らしい案ではありますが、実現は疑問視せざるを得ません。 ガザは地中海に沿って細長く伸びる360平方キロの土地
トランプ大統領「ガザ所有」提案、民族浄化・火事場泥棒…世界中が大批判 荒唐無稽と言える理由を歴史から学ぶ
【やさしく解説】ガザとは
2025.2.10(月)
フロントラインプレス
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