藤原道長が残した有名な和歌「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」を『光る君へ』ではどう解釈するのだろうか――。 当連載(「『光る君へ』藤原道長が成し遂げた“一家立三后”の天下、有名な「望月の歌」は本当に傲慢さを表した歌だったのか?」参照)でそんなふうに書いたが、前回放送の終盤で道長はこの望月の歌を皆の前で披露した。 そして、今回の放送は和歌の解釈について、道長を支えた「四納言」で話し合うシーンから始まった。 口火を切ったのは藤原斉信(ただのぶ)。「昨夜の道長の歌だが……あれは何だったんだ?」と疑問を口にしたところ、源俊賢(としかた)が「栄華を極めた今を歌い上げてお
『光る君へ』諸説ある紫式部の没年、最終回に向けてドラマではどんな「旅」が待ち受けているのか
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