「政務官」制度が導入されたのは、2001年のことです。中央省庁を統廃合する省庁再編に時期を合わせて導入されました。その際のキーワードは「政治主導の実現」です。日本の国家運営は「官主導」という根本的な欠陥があり、民意を正しく政策に生かすためには選挙で選ばれた政治家が主導する体制に改めなければならないとされたのです。 とくにポイントとなったのは、国会での政府答弁です。官僚に答弁させる仕組みを排除し、政治家が野党議員の質問に答える形とし、国会の議論を活発にすることも狙いました。そして、省庁再編を機に行政を預かる政治家のポストを増やし、政治主導を実現させる仕組みを整えたのです。 どこが変わったのでしょう