1898年に英国人作家のH. G. ウェルズが発表した『宇宙戦争』というSF小説には、初めてタコのような形状をした火星人が描かれました。これが、「火星人」のイメージとして後世に定着しました。 もちろん、現代で火星にタコ型火星人がいると信じている人は、多くはないでしょう。 現時点では、火星に知的生命がいる、ないしは、いた痕跡は見つかっていません。昨今では、微生物レベルの生命であれば火星に存在していてもおかしくはないだろうと考えられています。 地球上で生命が誕生したのは約40億年前。当時の火星には、地球と非常に近い環境がありました。海があり、大気があったのです。つまり、地球生命誕生と同じ時期に、火
地球外生命は本当にいるのか?火星の地下、衛星タイタンにあるエタンとメタンの湖、金星上空50kmに広がる硫酸の雲も
【著者に聞く】アストロバイオロジーの先駆者・小林憲正氏が語る、地球外生命探査の過去、現在、未来
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