日本製鉄が保有する韓国ポスコホールディングス全株式を売却する。 長年、日韓産業協力の象徴だった両社の関係は、新しい段階に入る。 米USスチールの買収を目指す日鉄は、海外戦略でますます米国・インド強化に乗り出す。 一方のポスコは、3月に就任した新会長が反転攻勢に向けて苦闘中だ。両社は今後も協力関係は維持するものの、さらに関係は薄まるはずだ。 日鉄は2024年9月24日、保有するポスコ株289万4712株を売却すると発表した。ポスコの発行済み株式数の3.42%に相当する。 この日の終値で計算すると1兆1000億ウォン(1円=9ウォン)相当になるという。 日鉄とポスコの関係は、1968年のポスコ設立
USスチール買収計画の裏で、日本製鉄が「日韓協力の象徴」ポスコ株式売却
ポスコ創業者死去から13年、世代交代で両社は「普通の関係」に
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