しばらく前に伊豆大島を訪れた。伊豆大島といえば、海、椿、そして川端康成の『伊豆の踊り子』やゴジラを思い浮かべる人も少なくないだろう。 1984年版『ゴジラ』は伊豆大島の三原山の火口にゴジラが足を踏み入れて幕を下ろし、1989年『ゴジラvsビオランテ』でやはりこの三原山でゴジラは復活する。かくして平成ゴジラが幕を開けるのだ。 筆者が子どもの頃初めて見たゴジラはこの『ゴジラvsビオランテ』でとても印象に残っている。熱心なゴジラファンにとって伊豆大島は聖地のひとつなのだ(ただし、島内の有名な温泉近くにゴジラ岩などもあるのだが、説明があるわけでなしどうも冷遇されている?)。 そんな東京の離島、大島に限
「それでも島に住みたいか?」伊豆大島で問うた…医療も教育も自然環境も厳しいのに、なぜ皆「そうだ」と答えたのか
【西田亮介の週刊時評】答えの理由はわからずも、ほんの少しだけ胸が痛んだ
ここからは、JBpress Premium 限定です。
カンタン登録!続けて記事をお読みください。詳細はこちら