マンションは竣工後の経過年数が長くなるにつれ、次第に老朽化が目立つようになる。そうなると必要な工事が増え、修繕コストもかさんでくる。また、快適性が損なわれるだけではなく、震災など自然災害への不安も高まる。いっそのことマンション自体の建て替えができればいいのだが、それも一筋縄ではいかない。マンション建て替えの実態について、住宅ジャーナリストの山下和之氏がレポートする。(JBpress編集部) 鉄筋コンクリート造の建物は物理的には100年を超えても使用できるのではないかと言われている。しかし、会計上、減価償却を計上できる法定耐用年数は47年で、現実には竣工から40年程度が経過すると老朽化が目立つよ
【スラム化するマンション】建て替えにかかる自己負担はいくら?持ち出しなしで新築に住み替えられる時代は終わった
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