『光る君へ 宮仕え編』といったところだろうか。ついに、まひろ(紫式部)が、藤原道長の娘にして、一条天皇の中宮である彰子(あきこ)のもとに仕えることになった。 ドラマの冒頭では、小林きな子演じる「宮の宣旨(せんじ)」という女房が登場。宮の宣旨は『紫式部日記』にも名が出てくる女房なので、これからもまひろと絡みがあることだろう。 宮の宣旨によるまひろへの第一声で、今回の放送タイトルが「式部誕生」となっている理由を視聴者は早々に知ることになる。宮の宣旨は、まひろに「今日よりそなたを藤式部(とうしきぶ)と呼ぶことにいたす」と告げると、こう説明を続けた。「そなたの父は、かつて式部丞・蔵人であったであろう」
『光る君へ』宮仕えをすぐに辞めた「紫式部」、宮中の人間関係にうんざりしていた気持ちを詠んだ和歌も
ここからは、JBpress Premium 限定です。
カンタン登録!続けて記事をお読みください。詳細はこちら