マンションは建設時に長期修繕計画を立て、それに応じた修繕積立金を所有者から集めて、逐次大規模修繕を実施していく。それができれば、経過年数が長くなっても竣工時に近い良好な状態を維持し、快適な居住性を確保できるうえ、資産価値の維持・向上も期待できる。しかし、現実には、居住者の高齢化などさまざまな要因によって計画的な修繕工事を行えず、急速に老朽化が進んでいるマンションが多い。住宅ジャーナリストの山下和之氏が、マンションの積立金不足の実態をレポートする。(JBpress編集部) マンションの修繕積立金の積立方式には、25年、30年などの長期修繕計画に必要な費用を計画年次に応じて毎月に割り振り、当初から
ほぼ半数のマンションが修繕積立金不足に陥っている現実、計画通りに実行できないと資産価値の暴落も避けられず
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