世界で最も海抜の低い場所にある“鉄道駅”は日本国内にある。海面下140mにある「体験坑道駅(青森県外ヶ浜町)」だ。 以前の世界第1位は、海面下149.5mの吉岡海底駅だった。青森県と北海道を鉄路で結ぶ「青函トンネル」内には、トンネル施設の見学用に竜飛(たっぴ)海底駅(青森県側)と吉岡海底駅(北海道側)という2つのトンネル駅があったのだ。ところが2014年、北海道新幹線開業に向けて両駅は廃止された。「最も海抜の低い駅」の称号を受け継いだ体験坑道駅は、青函トンネル建設のために掘削された斜坑を利用したケーブルカー「青函トンネル竜飛斜坑線」の駅だ。竜飛斜坑線は、地上側の「青函トンネル記念館駅」とを結ぶ
“世界で最も低い駅”ってどこにある?青函トンネルが生んだ体験坑道駅【トンネル駅を探検しよう】
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