そうしたなか、牧村さんは一貫して日本版ライドシェア普及に懐疑的です。なぜでしょうか。 加賀市などは北陸新幹線の延伸で観光客が増加し、ライドシェアの需要が高まると予測しているようですが、はたしてそうでしょうか。 北陸新幹線の加賀温泉駅では、発着は上り、下りともに昼間で1時間に2〜3本。主な観光地としては著名な温泉街があります。その温泉街には、駅から旅館が運営する送迎バスと民間が運営する路線バスで行くことができます。足のない地域ではありません。 そこに一般人が自家用車で送迎するアプリ専用のライドシェアのサービスを行政主導で導入することに疑問を感じます。 現時点で70人以上のドライバーが応募している