鉄道業は装置産業です。基本的に輸送力と旅客数、線路などの固定費次第で、営業成績の大枠が決まります。 大聖寺―敦賀間は84.3km。営業距離が近い(100.1km)同じ第3セクター鉄道の「あいの風とやま鉄道」の営業成績と福井県の発表資料をもとに比較分析しました。 ハピラインふくいの営業費用は年間48億6833万円ほどでしょう。計算式はあいの風とやま鉄道の1kmあたり営業費用が5775万円であり、これに84.3kmをかけた数字が実態に近いと考えています。 あいの風とやま鉄道の旅客1人1kmあたりの営業収入は約10.3円でハピラインふくいもこれと同程度の数値になるでしょう。福井県の発表資料から算出す
北陸新幹線延伸、お祭りムードにあえて問う!在来線「ハピラインふくい」赤字濃厚、3セク化と“バーター”の功罪
鉄道ジャーナリスト梅原淳氏に聞く
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