3月5日の米WTI原油先物価格(原油価格)は前日比0.59ドル(0.7%安)の1バレル=78.15ドルで取引を終了した。前週末の1日、原油価格は一時、4カ月ぶりに1ドル=80ドルを突破したが、今週に入り、再び70ドル台後半の水準に低下している。 まず、いつものように世界の原油市場の需給を巡る動きをアップデートしておこう。 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの大産油国で構成するOPECプラスは3月3日「一部の国による自主減産(日量約220万バレル)を6月末まで延長することで合意した」と発表した。 サウジアラビアは日量100万バレルの減産を継続する。 ロシアは生産・輸出量を日量47.1万バレル
ラマダンで高まるテロ「暴発」リスク、原油100ドル超えも 停戦なければ「大変危険な状況に」(米バイデン大統領)
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