春節(旧正月)の休暇中ということで、中国人旅行客が東京の街中にあふれている。 昨年(2023)1年間に海外から日本を訪問したインバウンド旅行客数は全体で2507万人(前年比6.5倍)に達し、コロナ禍前の2019年の3188万人に近づいた。 通年ではまだ2019年の水準に達していないが、昨年10月以降は単月ベースで比較すると、2019年とほぼ同レベルから若干上回るところまで回復した。 この間、中国からの旅行客数は昨年通年で242.5万人と依然2019年の959.4万人の4分の1にとどまっている。 しかし、こちらも10月以降の旅行客数を見ると、10月25.6万人(2019年比-64.9%)、11月