元旦に発生した能登半島地震から1か月が経過しました。今もライフラインが復旧していない地域が多数あるそうで、連日の報道を見ながらその爪痕の大きさに驚くばかりです。 石川県を中心とする今回の被災地域は、江戸時代、前田家が治める加賀藩の領地でした。金沢市内にある国指定史跡の「加賀藩主前田家墓所」も、今回の地震で大きな被害を受けたそうで、市のサイトでは、『史跡内の灯籠や玉垣などで倒壊・破損などが確認されています。見学する際は近くに近づかないように……』と、注意をしています。 加賀は日本一の大藩だったこともあり、能登半島には漆器や陶器、染め物など数多くの素晴らしい工芸品が受け継がれてきました。被災地の日