新潮ドキュメント賞を受賞し、映画化もされた『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮社)や、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した『天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災』(中央公論新社)など、輝かしい受賞歴を持つ歴史学者の磯田道史氏。 そんな彼の『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』(中央公論新社)が、トーハン、日本出版販売が発表した「2023年 年間ベストセラー 新書ノンフィクション部門」でそれぞれ1位を獲得した。発売は2022年11月だが、あらためて手に取ってみると、眠くて退屈…という日本史のイメージを覆し、楽しみながら歴史に触れられる一冊であることがわかる。 本